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2010-06-20

伊賀鉄道860系、複心ばね付で鉄コレ動力をTNカプラー化する

やっと伊賀鉄道860系のM車をTN化できましたので、その手法を書きたいと思います。
今回は密着自連形TNカプラー0371を使いました。

鉄コレのT車については、TNカプラー化するのは簡単で、取付凸凸パーツへポン付けすればOKです。当たるところがあれば少し削るぐらいなので大したことはありません。

一方、M車は鉄コレ動力の構造上ウォームギアが(台車中心より)前にあるので、TNカプラー復心用ばねの「しっぽ」が干渉することが多々あります。よくある方法は以下のような感じだと思います。

  1. しっぽを切断、復心用ばね無とする(GM近鉄12200系動力のTN化説明書と同じ)。
  2. 片台車駆動=0.5M にする。

せっかく両台車でシースルー改造したので、0.5M はパスということで、1.の「しっぽ」をとりあえず切ってから考えることにしました。で、イロイロやったのですが、アーノルドカプラーのコイルばね、KATOカプラーぽい板ばね、0.3mm真鍮線,etc,.

結局のところ、元の線ばねに戻ってきました。^^;

写真のようにラジオペンチで 線ばねを L字に折り曲げます。曲げた部分をTNカプラー台座の四角い穴へはめます。このままでは固定できないので、適当なプラ板の短冊をはめてストッパーにします。線ばねが収まるようにカッター裏で2本スジを入れておきます。

プラ板は、パン袋の口を止めるアレ (スチロール製で田宮セメントOK、割と使えます ^^;) です。

L字に折った部分が飛び出してますが、TNカプラー取付凸凸パーツに干渉せず、ウォームギアボックスもギリギリ大丈夫でOKでした。組むと外れなくなるので接着も不要でした。

2010年6月24日追記

ギリギリすぎるためM車の進行方向などよって、ウォームギアボックスに動きに干渉して脱線することがあった。→ 線ばねは、90度より少し多めに曲げれば問題ありませんです。^^

860系のスカート取付けで当たる部分はカッターで削ってはめ込めば完成です。左がTNカプラー化 後と前の比較です。

TNカプラー化したT車とM車の連結が可能となりました。よい感じです。

もっとも実車は2両編成で、連結することはまずないですけど(^^;

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