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岳南鉄道

大井川鉄道と岳南鉄道の旅 (春の18きっぷ2回目)

またまた乗り鉄、春の18切符 2回目です。

朝起きたら快晴でした…家に篭る予定は取りやめて、無計画もとい自由気まま(^_^; に出かけることに。

西の京都へ行きましたので、今度は東海道本線沿いに東へとりあえず行くことにしました。JR東海313系車中で路線図を見ながら、大井川鉄道に立寄ってから岳南鉄道に行くことにしました。

大井川鉄道は一度乗ったことがあったので、蒸気機関車を見て写真が撮れればOK、と思ってました。でも、金谷駅に到着した旧客を見ていたら…

「立席承知」の印が押された SL急行「かわね路」号の乗車券を手にしていたのでした。終点の千頭駅までなので乗車時間は1時間半ぐらいあり十分です。

客車の扉が手動で、内側に開くのは面白いですね。連結器も密着ではなく隙間がある昔ながらタイプなので、発車時にガコンと揺れがあって懐かしいです。

出発した金谷駅では列車はガラガラでしたが、ほどなく満席状態となりました。沿線にはカメラ持った観光客&撮り鉄の人が多くて賑やかです。手を振っている人も多くて、やはり観光路線だなぁと思いました。

立っている乗客は割といましたが、終点の千頭駅まで行かずに降りてしまう観光客(バスツアーかな?)も居るので、車掌さんに案内されて途中から席に座ることができました。窓が開いて顔が出せるのは懐かしいです。でも蒸気機関車なので、煙が入らないように、トンネルに近づくと、すかさず窓を閉めます^^;

終点の千頭駅では機関車の前で記念撮影の人だかりです。大井川鉄道には私鉄からの譲渡車輌がいくつもあり、近鉄の古い電車も居ます。近鉄の特急16000系などを早速カメラに収めました。

帰りは、どうしようかと思いましたが、千頭駅から金谷駅まで行く普通列車が近鉄16000系だったので、これに乗ることにしました。車体はかなり汚れて少しボロくなっていましたが、シートは近鉄特急時代と同じで、とても見慣れた感じです(^_^)。

金谷駅から、東海道本線で再び東へ、岳南鉄道の乗換駅 吉原駅を目指します。

吉原駅は古く簡素な作りで、いかにもローカル線といった感じです。ホームに到着した列車は、1両だけの両運転台でした。タイムスリップしたような車輌で、鉄コレかよ!と思いましたが、いや岳南鉄道は鉄コレになってるから、何も変ではありません。^_^;

終点の岳南江尾駅を目差します。大井川鉄道の旧客も魅力的ですが、この電車も魅力的です。ちなみに乗客は数えるほどしかいませんでした^_^;。

車窓からは富士山が見えます。また途中には工場が立ち並び、貨車や電気機関車もあります。工場と貨物がある風景は、三岐鉄道の雰囲気に似ていますね。

終着の岳南江尾駅には緑色2両編成の8000形が止まっていました。普段は使ってなさそうな雰囲気ですが車輌の状態は良い雰囲気です。

また駅舎は無人駅となっており、壊れた列車案内装置があり、昔繁栄していた時代の面影がありました。すぐ近くの高架を東海道新幹線N700などが何本も通り過ぎて行くのを見ると、対比がすごいです。同じレトロなローカル線でも、観光地の大井川鉄道と岳南鉄道の雰囲気はまるで違いますね。

時間が遅かったので岳南鉄道はあまり散策ができませんでしたので、また訪れたいと思います。

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